べっぴんとは

和田町商店街は、1953(昭和28)年に30店舗ほどが加盟して誕生しました。

昭和30年代になると加盟店が急増し大きな賑わいを見せましたが、平成の時代に入ると大型スーパーや量販店へと客足は流れ賑わいに陰りが見え始めました。

 「商店街にかつてのような賑わいを取り戻そう」と、2002年頃に横浜国立大学の学生とダッグを組み「和田町タウンマネジメント協議会」を発足。その試みのひとつが「べっぴんマーケット」でした。
各店が日頃、扱っている商品とは違うオススメの一品を販売しようという企画コンセプトで、イベント名に冠された「べっぴん」は「別品」という意味が含まれています。

2023年11月、50回目の節目となったべっぴんマーケットのテーマは「安全・安心の食の舞!」。
さまざまな物価が高騰する中、懸念される食の安全性を「庶民の暮らしを担う商店街の役割を担おう」と無農薬・無肥料・無除草剤の環境で栽培された「自然栽培野菜」や安全な飼育環境で育てられた卵など、「安全・安心」に配慮された品々が販売されました。

 べっぴんマーケット担当の商店街関係者は「商店街が企画するイベントとして食の安全性をテーマにした。楽しむという要素に加え、このテーマを育てていきたい」と話しています。